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“まん延防止”解除初日の夜は…酒の提供可能に【愛媛】

2021/09/14 19:00:00

まん延防止等重点措置が解除され、愛媛県松山市の繁華街は25日ぶりに酒の提供が可能になりました。

飲食店に客足は戻るのか不安を抱えながら迎えた再開初日の夜です。

松山市三番町の焼き鳥店です。

まん延防止措置が解除された13日の飲食店では、久々に酒を酌み交わす光景がみられました。

松山市の酒類を提供する飲食店への時短要請は継続されますが、県の認証店になっているこちらの店の営業は午後9時までと他の店より1時間長く、25日ぶりに営業を再開します。

秋吉グループ四国本部・宇都宮吉則社長:
「気持ちのいい汗をかけてうれしい。久しぶりでやっと店を開けられましたと」

飲食店の営業に欠かせないおしぼりも配達されました。しかし、周辺業者はまだまだ状況を不安視します。

おしぼり業者:
「結構閉まる店が。26日まで休むのが半分近くある。なかなかそこまでは忙しくない」

繁華街を中心に、市内の飲食店との取引が売上の8割を占めるこちらの酒の卸業者。

13日夕方には早速、飲食店からお酒の注文の電話が入りましたが…。

むらぐち酒店・村口定男社長:
「通常ならこの時間帯から、注文の電話は、9月ですから、鳴りっぱなしなんですけど。午後6時半から午後7時になれば、電話は鳴らなくなります」

飲食店での酒類の提供は原則午後7時までのため、注文の急増は期待できないと話します。それでも13日は注文が70件入り、スタッフが早速配達に向かいました。

こちらの日本料理店も、ようやく酒が提供できると胸をなでおろします。

創作料理川原・川原公道大将:
「アルコールがない時は、閉店が午後8時で同じでも、全くお客さんがおいでなかった。きょうお客さんが非常によく来てくれているんですよ、さっき足らんかと思ってビールを入れたんですけど。これからが、かき入れ時になるわけですから、10月、11月、12月、特に12月、その時に(新型コロナが)収まっていたらうれしいですね、生き残っていける気がします」

繁華街は多くの店が引き続き休業していて、午後7時をすぎても人通りは少ないままです。

飲食店を利用した人:
「全然店閉まってる。けどもう1か月近く閉めたら、飲食店つぶれる。(街の雰囲気は)死んでる。これから。26日まではたぶんダメ」

酒の卸業者も生き残りをかけ、新たに家飲み需要の取り込みに力をいれます。

むらぐち酒店・村口定男社長:
「(家飲み需要に)当然、力を入れざるを得なく、ウィズコロナでコロナが教えてくれたそこらも地道にやっていこうと、ネット販売もしかりですね」

店頭での酒の量り売りなども検討していて、コロナ禍での試行錯誤が続きます。

そんな中、焼き鳥店は開店を待ちわびた常連客らで活気を取り戻していました。

利用客:
「(この店には)いつも来てるんで。まん延防止の間はずっと閉店。やっと開いたので。(久々に)外食して子どもの笑顔も見れてうれしい。ずっと待ち遠しかった。油断したら(新型コロナ)拡がって飲食店に影響いくし、『外食難民』になってしまうので、みんながそれぞれ気をつけて、感染を拡大させないようになればいい」

秋吉グループ四国本部・宇都宮吉則社長:
「結構しんどい。体が動かない」

実はこちらの店、時短要請を受けて休業したのは今回が初めてでした。

秋吉グループ四国本部・宇都宮吉則社長:
:「もう少し出足が悪いと思ったが、初日としては多く来ていただいた。うれしい悲鳴。売り上げを何とか回復したい。そういうせめぎあいの中で大変だが、コロナ対策と割り切って安心安全を第一に優先してやっていくしかないのかなと。それが結局お客さんに安心して来ていただけることにつながると思う」

午後9時、久々の営業に心地よい汗を流しながら、初日の営業を終えました。