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再び建設費の高騰で…松山・一番町“国際ホテル周辺”再開発計画が見直しに「来年度に新計画示す」【愛媛】
愛媛県の松山市中心部で旧国際ホテル松山がある一番町周辺の再開発を手がける準備組合は21日、建設費の高騰を受け再開発計画を見直すことを発表しました。

八木貴士記者:
「事業費の高騰をうけ計画を見直すことになった旧国際ホテル松山の再開発。ツインタワーの建設も含めて見直されることになりそうです」

一番町周辺の再開発では、閉館した国際ホテル松山の周辺に高さ80メートル級の高層ビル2棟の建設を計画。インバウンドをターゲットにし外資系の高級ホテルとマンションなどを軸にしています。

この計画を手がけているのは地権者などで作る準備組合。資金調達などを担うデベロッパーを募集していたものの昨年末、建設費のさらなる高騰への懸念から意欲を示していた5社が全て辞退したということです。このため200億〜300億円を見込んでいた事業費のほか、2棟の高層ビルにするかどうかも含めて再開発計画を見直す考えを明らかにしました。

準備組合はホテルとマンションを軸とする基本方針は変えないとしながらも、外資系にこだわらず国内外含めて宴会機能を備えたホテルを誘致する方針。新たな計画を来年度中に示したいということです。完成の目標はこれまでと変わらず2030年中を目指すとしています。

松山市は一番町の再開発にこれまで国とともに計画の策定に約1億2000万円を補助。今回の見直しに「残念に思う。松山市はこの再開発事業は重要と考えているので、引き続き助言や協議などできる限り支援していきたい」としています。

国際ホテル周辺の再開発計画では、医療施設やマンションが入った複合施設の建設を目指していたものの、おととし10月に建設費の高騰を受け断念。今回も建設費の高騰が壁になった形です。

一番町周辺の再開発を巡っては、築60年以上が経つ伊予鉄会館が商業施設やオフィスが入る複合型のビルに立て替えが決まっていて、市内中心部のにぎわい創出へ計画の見直しが急がれます。

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1月21日 19:11
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