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松山で黄色い恵方巻が誕生!「松山あげ」とコラボ 老舗旅館「栴檀」アドバイス 愛媛がギッシリ【愛媛】
今年の節分は2月2日。この季節の移り変わりの節目に食べるものといえば「恵方巻」です。福を巻き込む縁起物として定着していて、愛媛県松山市では一風変わった恵方巻が登場。使われているのはあの松山名物です。

玉子やシイタケ、キュウリなど、色とりどりの具材とお米を黒い海苔で巻いた恵方巻。その横に並ぶのは黄色い巻きずし。コレも恵方巻?実はなじみ深い「松山の名物」で巻いてあるんです。

名物を利用する人:
「家でよく味噌汁に入れてます。家族ぐるみでみんな好きなので」
「すごく長持ちするんですよ、ロングライフ」

その名物は愛媛県民なら一度は食べたことがあるであろう「松山あげ」。サクッっとした食感は、汁気を吸ったらモチモチに。味噌汁や煮物にピッタリな食材です。

製造しているのは程野商店。HPには松山あげを使ったハンバーグやスイーツなどのレシピを50種類以上を掲載。実に変幻自在。驚きのポテンシャルを持つ食材なんです。

「松山あげ」は明治時代から続いていて今回は恵方巻として商品化。その名も「いなりロール」です。

この商品の開発でアドバイスを受けたのは、半世紀に渡り愛媛の内外の客をもてなしてきた松山の老舗「料理旅館栴檀」。次世代を担う老舗の後継者同士がタッグを組みました。

程野商店・程野成恭取締役:
「地域を盛り上げるため2社でコラボしたらどういったことができるか。そんな話から今回の話もスタートしたわけ」

料理旅館栴檀・稲田優大役員:
「『松山あげ』『栴檀』を知らない方もいらっしゃいます。若い世代の方にも2つの魅力をもっと知ってもらえたらいいなということは一致しました」

炊き上げた松山あげの中には、ゴボウとキントキニンジンを混ぜこんだしょうゆ飯がたっぷり。松山あげを柔らかく炊く出汁や、巻き方などは栴檀のアドバイスを受け、試行錯誤したといいます。そんな「いなりロール」の味は…

鈴木瑠梨キャスター:
「『松山あげ』のもっちりとした食感、そして出汁が良くしみ込んでいます。中のしょうゆ飯も味わい深いです」

また栴檀が作る玉子やシイタケ、キュウリなど県産の7種類の具が入った恵方巻も同時販売。予約は栴檀が電話などで1月29日まで受け付けています。

今年の節分は2月3日ではなく2月2日。恵方は「西南西」です。愛媛を感じられる恵方巻で福を招いてみては。

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1月22日 18:39
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