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愛媛産スマの養殖 愛南の最大手業者が撤退 今年度出荷は目標5.5万匹に対し1万匹割る予想【愛媛】
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「全身がトロ」。愛媛県が養殖に力を入れているスマに痛手です。愛南町の最大手の業者が去年秋に撤退し、今年度の出荷量は目標を大きく割り込み、1万匹を下回る見込みです。28日までに分かりました。

「スマ」は国際的に漁獲が規制されたクロマグロに代わる魚として、愛媛県が2016年に完全養殖に成功。県と愛媛大学が種苗生産し、指定された生産者が育てたスマは「媛スマ」のブランドで販売されています。

愛媛県や愛南町などによりますと、このスマの養殖の最大手は愛南町の「キョクヨーマリン愛南」。上場企業2社に合弁会社の特別清算に伴い去年春に設立されたものの、去年9月頃に事業から完全に撤退したとしています。

理由はエサ代の高騰と種苗の生存率が、2〜5割と低くリスクが高いためとしています。

この最大手の業者の撤退により、今年度に種苗生産されたスマの出荷量は1万匹を割る見込みで、愛媛県の目標だった5万5000匹を大きく下回る状況です。

ただスマは毎年春に種苗生産、半年後の12月頃には出荷されるなど成長が早く美味な魚。県は「事業者の撤退は痛手だが、再スタートし生産を安定させた上でコストなどの改良を模索したい」としています。

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1月28日 19:12
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