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JR松山駅周辺の5000席アリーナ整備「今の条件で基本計画を立てても…」委員から厳しい意見【愛媛】
JR松山駅の車両基地跡に整備が検討されている5000席規模のアリーナついて、香川県に2月に1万人収容のアリーナがオープンすることもあり、4日に愛媛県松山市で開催された検討会の有識者から「四国で負ける」「事業者から手が上がらない」など、厳しい指摘が上がりました。これを受けて、松山市は年度内の基本計画のとりまとめは難しいとの認識を示しています。

JR松山駅周辺を巡っては、松山市が取得予定の駅に隣接する車両基地跡に、野志市長が5000席規模のアリーナと、100席規模の小ホールを整備する方針を示しています。

松山市役所で4日、施設の機能や規模、運営方法などの基本計画の策定に向け、有識者や関係団体の検討会が今年初めて開かれました。

検討会では市が民間の事業者などにヒアリングした結果を報告。特に施設の規模についてエンタメ興行の関係者から「8000席、できれば1万席あればアリーナツアーを誘致しやすい」「5000席では採算面で厳しい部分がある」などの意見が出たということです。報告を受けた委員からは厳しい指摘が出ました。

東京大学大学院・菊池雅彦特任研究員:
「今の条件で基本計画を立てても前提条件を整理しないと、無理に立てて事業公募に行ったとしても、結局、事業者から手が上がらない、大きな修正を余儀なくされる。うまくいかないのではないか。」

また検討会では、他県の事例を参考に地元の経済界を中心に議論すべきとの声も上がりました。こうした厳しい意見を踏まえ、市は年度内の基本計画のとりまとめは難しいとの認識を示しています。

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2月4日 18:52
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