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「嫁いで初めて」身長以上の雪…南予に暴風雪・波浪の警報 松山で水道管の水漏れも 大雪警戒を【愛媛】
この冬一番の寒気が断続的に流れ込み、愛媛県内は8日昼前にかけて平地も再び大雪になるおそれがあります。7日も各地で今季一番の寒さに。南予には暴風雪警報などが出されていて引き続き警戒が必要です。

視界がかすむほどの吹雪に6日に見舞われたのは、標高約1200メートルにある西予市野村町の大野ヶ原。住民がスコップで必死にかき分けているのは身長以上に積もった雪。大量の雪が店の玄関前に降り積もりました。

ミルク園・山本優希さん:
「私が嫁いで10年くらいになるんですけど、こんなに積もったのは初めてだと思います。(不安は)一番は停電です。氷点下10度以下になるので、家庭の暖房がつかなかったりとか、あとは酪農家は搾乳があるので」

四国の上空に断続的に流れ込んでいるのは、この冬一番の寒気。愛媛県内は7日、西予市で氷点下6.2度、今治・大三島で氷点下4.9度など7つの地点で今シーズン一番の寒さになりました。

八幡浜市では午後4時頃、70代の男性が車庫の雪かきの作業中に約2メートル下に転落。意識はあるものの首や背中、腰に痛みを訴えているということです。

松山市は最低気温が氷点下1.1度に。道後公園の堀の水も表面が氷に変わり、足湯に浸かって暖をとる観光客も見られました。

この寒波で松山市内の坂本地区では未明に水道管の水漏れが発生。窪野町と久谷町の一部で断水の恐れがあるとして給水車が出動しました。周辺では水道水が濁る事態も。

久谷町の住民:
「(家事が)できない。何もできない。洗いものはできない。水をもらいに行った」

松山市によりますと水漏れの修繕は午後4時半頃に完了。断水の恐れはなくなったということです。

また雪が残る八幡浜市では、四国有数の水揚げを誇る魚市場で漁師ら2人が真冬の海にドボン。「えびす像」を拾い上げました。恒例の「十日えびす」が行われ関係者が今年1年の豊漁や航海の安全を祈願しました。

海に飛び込んだ西村一樹さん:
「(海水は)たとえるなら氷風呂に入ったような感じ。とりあえず温まりたいです」

ただ八幡浜市では連日の荒天で魚はほとんど水揚げされておらず、寒波の影響が続いています。

気象台によりますと四国の上空には7日夜から8日午前中にかけて、再びマイナス12度以下の寒気が流れ込む見込み。愛媛県内では8日昼前にかけて山地を中心に平地でも大雪になるおそれがあります。

8日午後6時までの24時間に降る雪の予想は、多い所で山地30センチ、平地8センチです。また南予は7日夜遅くにかけて雪を伴った非常に強い風が吹く予想。南予北部には暴風雪と波浪の警報が出されていて、雪を伴った暴風や高波に警戒が必要です。

 #愛媛県 #天気 #気象 #雪 #寒波 
2月7日 19:13
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