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土井 麻央佳
例年の2倍でなんと去年の8倍!愛媛も本格飛散目前の『花粉』…有効な対策は帰宅して「洗い流す」【愛媛】
2月。花粉症を患う人にとっては、嫌なシーズンが到来しました。愛媛でも本格的な飛散が間もなく始まります。
今シーズンの飛散量の予測は「非常に多い」。
例年の2倍、去年の8倍とされ万全の対策が必要です。

80代女性:
「目がかゆい。1月末位から目がかゆくなりました」

60代男性:
「もう少しかな、もうちょっと天候が良くなって飛び出したらかな」

国民の4割あまりが発症し今や「国民病」ともいえる花粉症。
スギやヒノキの花粉が飛び始めるこの時季から、くしゃみや鼻水などの症状を引き起こします。

日本気象協会によりますと、今年春の花粉の飛散量は全国的に多く、なかでも愛媛は「非常に多い」予測。
飛散量は何と例年の『2倍』、少なかった去年と比べると何と『8倍以上』が飛ぶと予想されています。
この理由を専門医に聞きました。

十全総合病院耳鼻咽喉科・宮本佳人部長:
「去年の夏の気温が猛暑だったことと雨が多かったことで、今年は(花粉の飛散が)多いだろうと。実際うちで測ってる花粉の数を見ると去年はすごく少なかったので、今年は反対に多くなる予想ですね」

日本気象協会によりますと、四国地方の花粉は少ないながらも徐々に飛び始めていて、強い寒気が断続的に流れ込むためピークは例年より遅れ『3月上旬になる』と見られます。

60代男性:
「くしゃみと鼻水が出るのと涙が出ますね。必ず病院行って注射打ったり、アレルギーの薬もらわないと。大変ですよ」

20代男性:
「マスクと、念入りに顔を洗ったりして家帰ったら花粉落としてっていうことはやってますかね」

花粉症の症状を少しでも軽くするためには…。

十全総合病院・宮本佳人部長:
「花粉を体に取り込まない。予防が一番大切になります。例えば花粉がいっぱい飛ぶかどうかという気象情報をよく調べるとかですね。花粉が飛びそうな時は外出を避けるとか、マスクとかメガネをするとか自己防衛が大切ですね」

また、抗ヒスタミン剤などを使って早めに治療を始め症状を軽減させる方法もあるということです。

ただ、花粉の本格飛散はもう目の前。
これからの予防策としては帰宅してすぐの「うがい」。
できれば「鼻うがい」をし、のどや鼻の粘膜についた花粉を洗い流すのが症状緩和のため最も有効ということです。

 #愛媛県 #スギ #ヒノキ #花粉 #アレルギー #病院 #医師 #傾向 
2月13日 18:56
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