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土砂災害から約7カ月 松山城の樹木を前倒しで伐採 利用者の安全性を高めるため【愛媛】
松山城の城山で発生した土砂崩れから約7カ月。愛媛県松山市は登城道の安全確保のため、城山周辺の樹木の伐採を予定より前倒しし、17日から作業を始めました。

青木稜悟記者:
「作業員が約15メートルある木の上でチェーンソーを使って、木の伐採をしています。」

17日樹木の伐採が行われたのは松山城の城山、ロープウェイの頂上付近です。切った木がロープウェイに接触しないよう作業員がチェーンソーを使って、慎重に伐採していました。

松山市はロープウェイの運行や登城道利用者の安全性を高めるため、来年度から予定していた樹木の管理計画の工程を半年ほど前倒しし、17日から本丸広場や登城道の周辺で樹木の伐採をはじめました。ロープウェイに接触する可能性のあるものや、活力が弱っていて倒木の危険性があるものを伐採する計画です。

松山市観光・国際交流課八木俊宏主事:
「倒木のおそれのある樹木であったり、ロープウェイの運行に影響のあるものというのを主に切って、安全の確保ができるようになると思っています。」

松山城の城山では去年7月、住宅が潰され一家3人が亡くなった大規模な土砂崩れが発生。その発生メカニズムを巡っては1月、専門家らでなる技術検討委員会が最終報告をまとめ、斜面の不安定化が進んだ要因の1つとして『樹木の成長による荷重の増加』が挙げられました。

松山市観光・国際交流課八木俊宏主事:
Q技術検討委員会の指摘をうけてのもの?
「そこに関して全く影響はなくてですね。あくまでも樹木管理計画に基づいてやっていますので、そこは関係ありません。」

市によりますと、樹木が想定よりも成長していたため、伐採の時期を早めたということです。

事前の診断からリスクがあると判断された約60本を、3月下旬までに伐採する予定です。作業の進捗にあわせて黒門口と古町口の登城道は、順次1週間ほど通行止めとなります。

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2月17日 18:31
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